今回は 長い犬歯のお話です。
以前 このブログで もともと 牙の長い猫ちゃんの
お話を 致しました。
お読み頂きましたでしょうか?
この猫ちゃんの場合は 牙がもともと 長いようです。
さて 今回は 犬歯が抜けかけ 長く見えている猫ちゃんです。
↑の写真では 歯肉が炎症を起こし 赤く腫れているのが わかります。
また 犬歯が上顎の骨から 脱臼し 抜けかけています。
この場合でも 牙は長く見えます。
歯がぐらぐらしていますと 食べ辛いです。。。
食事をしている時に 口をもごもごしたり
手で お口の回りをなでたり。。。
ぐらぐらしている歯に 食塊があたると 痛みで ギャーー
と叫ぶこともあるようですね。
痛みで お食事も食べられなくなる事も あります。。。
また 犬歯は 上顎骨とつながっておりますので
抜歯をしますと 口腔の粘膜を用い 抜歯で開いた穴を塞ぎ
縫う事もあります。
今回は 抜歯後 レイザーを照射いたしまして
殺菌と 傷の治癒をうながしました。
なんだか。。。歯が長く見える??
という時は 猫ちゃんや わんちゃんの様子を 観察なさって下さい。