今回は 胸から脇の下にできた 大きな化膿の治療を
紹介します。
猫ちゃんが オーナー様のお家に帰らなくなり 数日後
猫ちゃんが 見つかりましたが 猫ちゃんの胸の所に
大きなコブがある。。。と、受診なさいました。
診察を致しましたら、コブの中身はどうやら膿のようです。
膿は 炎症が起こり ばい菌である 細菌 ウイルス 真菌 (カビ )
が増殖したものを体の中の異物を退治する細胞が 殺そうとした時に
できる物です。
このような ばい菌が 血液に入り込み毒素を出しながら 体中を回り 臓器をだめにしてしまう事を敗血症と言います。
今回は 腎臓や肝臓も 悪くなってしまいました。
こうなりますと、傷を治療するのと同時に内臓の治療を致します。
↑は 傷が治る様子の写真です。
途中で 麻酔をかけず 一部を縫合したり 膿が出やすくなるように
工夫したり。。。
なんとか 化膿も傷もよくなり 内臓も検査で 悪くなりました所が
改善したことがわかりました。
元気になり 良かった~~😄ですね。