今回は手術で縫合することが 難しい場所の 大きな傷の
お話です。
肛門など 皮膚が引っ張られると困る場所の近くに
大きな皮膚の欠損部ができますと
さて。。。どうするか? 手術で 皮膚を縫い合わせるか?
と、迷います。
皮膚を縫う時に 近くの皮膚を スライドさせる方法がありますが
最近は 欠損した皮膚を 早く再生させるお薬がありますので
どのような方法が 患者さんのためになるか?
とても 考えます。
今回は 皮膚を再生させるお薬を使いながら 縫合も組み合わせ
治療致しました。
この写真で
皮膚が再生されていく様子が よくわかります。
麻酔を使わず治癒したことは 猫ちゃんのためには良かったと思います。
猫ちゃんやわんちゃんは 毛で覆われていますので 小さな傷はわかりにくく
皮膚が壊死をして オーナー様が 初めて傷にお気付きになる事が 多いかと思います。
動物達が やたらと舐めているときは そ~っと毛をかきわけて
観察なさって下さい。
おかしいな。。。と感じましたら 受診なさって下さい。🙂
今回は 先日の 天王星もかかわった、442年ぶりの皆既月食の写真も紹介致します。
月の左下が 少しかけていますね。😆
442年後 地球がどうなっていますでしょうか?
地球と宇宙を 大切にしたいものですね。