猫ちゃんの避妊手術??

今回は 猫ちゃんの避妊手術の中でも 少し 難しい

ケースの お話です。

猫ちゃんの 尿に 血液が 混じっている。

との事で ご来院なさいました。

オーナー様のお話では 元気も 食欲もある とのこと。。

尿検査では タンパクや 潜血  膀胱の上皮 白血球 など

が出ていました。

どうやら。膀胱炎のようです。。。

また レントゲンでは 大きくなった子宮が 写っていました。

猫ちゃんも わんちゃんも 子宮蓄膿症 パイオメトラ という

子宮に炎症が起こり 膿が 溜まる病気になりますが

子宮のなかの 細菌や 炎症性の細胞。また 炎症物質が 体の中に

まわり 元気も 食欲もなく 多臓器不全のような

症状になることが あります。

今回は そのような 症状もなく 元気でしたが

このような 病気を 子宮粘液症 子宮水症 と いいます。

病気を起こす原因には 卵巣と黄体からでるホルモンの プロゲステロン

と 卵胞から出るホルモンの エストロゲンが

関係しているようです。。

上の写真は 手術時です。

子宮には 血液に 炎症性の 細胞が 混入している液体が

入っていました。😅

縫合は いつものように 抜糸は 必要ありません。

この猫ちゃんは もうすぐ 11歳。。。

やはり 避妊手術は 若いうちになさいました方が よろしいのかと

思わざるおえない 出来事でした。

11歳といえども とても 可愛く チャーミングな はなこちゃんは

とても元気に 過ごしておられます。

良かった🥰

次回は ワクチンで 会えることを楽しみに待っております😊

PAGE TOP