今回は わんちゃんやねこちゃんの 口の中に
物が引っ掛かりとれなくなり 困ったお話です。
病院に
わんちゃんのお口の中に 物が引っ掛かり 取れないので
診察をして下さい
というお電話を受けることがあります。
アンパン や のりなどの乾燥した食べ物が 口の中の上側に張り付き
わんちゃんが たいそう 困っている。
木の枝や 固いジャーキー 動物の骨などを かみ砕こうとして
左右の歯の間に ピッタリとはまってしまい
どうにも取れなくなっている
そんなわんちゃんやねこちゃんの診察を
致しました事は 何回もあります。
今回は お散歩中に 公園で 何やら拾い食いをし
その後 口の中に引っ掛かかった物を わんちゃん自身で
取ろうとし、口のまわりを引っ掻き 血が出ていました。
ワンちゃん自身は とにかく 苦しいので 唸り声を出し
「口を触ろうものなら 噛みつくよ」
と 言わんばかりのけんまくです😅
場合によっては 鎮静をかけないと 取り除けないこともあります。
今回は オーナー様、看護師さんの力を借りて ワンちゃんを抑えなだめながら
上の写真の骨を 口の中から取り除きました。
とても 大変でした。
また 釣り針が 唇を貫通し どうにも困っているゴールデンレトルリバー
の釣り針を取り除いた時は 釣り針のかえし が 釣り針を抜き取ることを
困難にし 泣かされました。😥
このような事例に関して
わんちゃんが口の中に危険な物を入れてしまった時の
対応法を
当院の ドックトレーナーがお話致します。
お散歩中にわんちゃんが食べてはいけない物を口にしてしまったら、いつもわんちゃんが食べているおやつをわんちゃんの目の前に差し出しましょう。
何個かおやつをあげ、そのおやつをあげている間に、食べてはいけない物をわんちゃんの目につかない所に置きましょう。
何個かおやつをあげる理由は、おやつに集中させるためです。
※おやつを見せても出そうとしない場合
わんちゃんの口を開けて取る方法もあるので、当院で教えます。
わんちゃんが拾い食いをしてしまってからどうこうするのではなく、拾い食いをさせないように注意しましょう。
わんちゃんが口に入れてしまいそうな物が落ちていたら、おやつを見せる、名前を呼ぶなどしてわんちゃんが下を向かないようにしましょう。
ポイント
慌てて取り出そうとすると、わんちゃんが取られたくないと思い飲み込んでしまう場合があるので、慌ててしまう気持ちもありますが、落ち着いて適切な対処をしましょう。
参考になりましたか?
当院では わんちゃんのしつけ トレイニング のアドバイスも
致します。
御気軽に お声がけ下さい。