皮膚のトラブルをトリミングで治療。

今回は フケが多く なかなかおさまらない わんちゃんを

病院で シャンプーとカットをし 皮膚のコンディションを改善した子の

お話です。

落屑 (ふけ) の原因は

内分泌疾患 不適切な食事 (吸収不良 消化不良症候群 亜鉛反応性皮膚炎等)

ノミ 環境因子 (セントラルヒーティング 荒いシャンプー) 細菌 皮膚糸状菌症 リーシュマニア ニキビダニ ヒゼンダニ ツメダニ シラミ 等の外部寄生虫 腫瘍 毛づくろいができない

等です。

今回のわんちゃんは 食事療法で 外耳炎の改善を維持していたにもかかわらず

落屑が 酷く ご家庭にて シャンプーをして下さいましても 改善がみられないため

当院で シャンプーを 致しました。

↑の写真は 落屑の写真です。

ご家庭も 落屑で 汚れますし 人の気道に入り込むと 病気の原因にも

なります。

このわんちゃんの 皮膚は なんとなく 脂が酷い感じを受けましたので

脂漏症も 多少なりとも ともなっていそうでした。

丁寧なブラッシングで 不要な毛を 取り除き 

薬用シャンプーを 組み合わせ 丁寧に シャンプーと ドライをしました。

また ご家庭で 皮膚のケアーが やりやすいよう 毛を 少し短く致しました。

トリミング後は 落屑もなく 安定しているようです。

わんちゃんも 体重の増加 高齢 関節の異常

いままでの経験で お尻回りを触ろうとすると 嫌がる

等の理由で シャンプーやカットの 最中に 腰を降ろしてしまう場合が

あります。

そのような場合 お尻の辺りの シャンプーの不備 洗い流しの不備などが

起こりやすくなります。

そのため お尻回りの 皮膚のトラブルが 起こる事も あります。

この子の場合は 体重の増加 高齢 が原因で 立っていることが 苦痛で

ご家庭での シャンプーだけだは 皮膚のコントロールが 難しかったのでは

ないかと 思います。

今後 まだ 落屑が多い場合は 体重の増加 年齢などから 内分泌疾患の検査も 考えなくてはいけませんが 今の所は 改善が みられています。

病気が改善し 本当に 良かったです。

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