今回は　当院をいつもご利用頂いております　皮膚のデリケートな

わんちゃんの　トリミング、薬用シャンプーのみの　皮膚病の改善編です。

皮膚疾患は　外部寄生虫やホルモンが原因の場合や　もともとの

体質により起こります。

体質が原因の皮膚病は　皮脂の脂が多いまたは少ない　落屑を形成しやすい　等

お薬でのコントロールが難しいです。

そんな時は　シャンプーをすることにより　皮膚病が安定する事があります。

このわんちゃんは　数か月前　皮膚病が酷くなりましたので　薬用シャンプーを組み合わせ

カットも工夫をいたしまして　薬用シャンプーの効果がより出やすく

なおかつ　脂漏性の皮膚炎の傾向があると　判断いたしましたので

皮膚の通気性が良くなるようにし　皮膚病が改善いたしました。

↑の写真は　前回のトリミング後の写真です。

眉間や背部に皮膚炎　がありましたので　背部と眉間の毛が短いスタイルで

ヨーキーに似合いそうな　シュナウザーのカットにしました、

↑の写真は今回　おいでになられました際の　写真です。

眉間や背部の皮膚炎が　良くなっていました。

このように　トリミングの効果は　馬鹿にならないものです。

今回は　皮膚病も落ち着き　季節も冬に向かいますので

皮膚のトラブルが起きやすい箇所は　短くカットをしましたが

その他の部分の毛は　多少長めにいたしました。

　

↑の写真は　今回のカット後の写真です。

お顔は　前回より長めにしました。

まだ　痒みのある皮膚の部分は　短めにカットをし　通気をよくしました。

ですが　違和感なく　仕上がっていると思います。

今回も　薬用シャンプーを三種類　組み合わせています。

トリミングだけでも　皮膚病がコントロールできることも　ありますので

皮膚疾患でお悩みのわんちゃんや　ねこちゃんは　ご相談下さい。