皮膚病のわんちゃんのトリミング

わんちゃんやねこちゃんの中には 皮膚のデリケートの子がいます。

そのような子は とても良い環境で オーナー様と共に生活をなさいましても

わんちゃんや ねこちゃんの体質のため 皮膚が痒みをもったりし

赤み フケ 爛れ 等の 症状がでます。

もともと 皮膚が過敏な アトピーもありますし

特定の物質に対し アレルギーを 持っている場合もあります。

また 皮膚自体の皮脂腺が 活発な子は 皮脂を伴う皮膚病を 起こしますし

皮膚自体が 乾燥しやすい子も 皮膚病を起こします。

体質改善は なかなか難しく 常に お薬を飲まないと

かゆみや 皮膚の爛れを 防ぐことができないという状態に おちいりやすいです。

当院では お薬を飲まず 皮膚を良い状態に保てるよう トリミングを

行っております。

当院を いつもご利用頂いております トイプードルとチワワのミックス犬の子は

若い時から 皮膚病に悩んできました。

アレルギー検査を受けたり 飲み薬が必要な時が 多かったり、

オーナー様も 沢山の努力をなさいました。

そんなテッド君は 12歳になります。

ここ何年も お薬をご利用になられず、皮膚病を 維持なさっております。

今回 数か月ぶりに トリミングにおいで下さいましたところ 多少 皮膚に 痂皮 発赤 爛れ がみられました。

この子は 皮脂腺が活発な皮膚病ですので

トリミングの際 皮脂腺の脂をコントロールするシャンプーと 体表の細菌や真菌を 殺すシャンプー剤を 使用しました。

また ご家庭で シャンプーがしやすく 皮脂腺の分泌をコントロールし 

殺菌作用のある ムース剤を塗布しやすいよう

かなり 短くカットをしました。

いつも このようにトリミングを致しますと 皮膚が安定をするようです。

わんちゃんや ねこちゃんの体質のために なかなか 治らない皮膚病を

お薬を飲まず 維持していくのは なみたいていの事ではありません。

オーナー様の頑張りと ご協力がないと なかなか できない事です。

この子は とても幸せですね。

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