今回は、猫ちゃんの避妊手術のお話です。
女の子の猫ちゃんに発情が起こると、
お腹を床につけてお尻を高く持ち上げる、
自分のにおいをつけるために顔や体を擦りつける、
転がり回る、自分の居場所を知らせるために大きな声で鳴く、
トイレ以外の場所にマーキングをする、食欲がなくなる、
落ち着きがなくなる、甘えん坊になる
など、個体差はありますがこのような行動がみられます。
↑の写真が、子宮と卵巣になります。
鉗子で掴んでいる丸いものが卵巣、その下の細長いものが子宮です。
しっかりと糸で結んで、出血しないようにしてから子宮と卵巣を
摘出致しました。
避妊手術は、乳癌、卵巣・子宮の病気(子宮蓄膿症)を
防ぐことができます。
ただ、手術を致しますとホルモンの関係で太りやすくなるので
飼い主様には、体調管理をお願い致します。