今回は、手術で縫合するのが難しい場所の
傷のお話です。
肛門など、皮膚が引っ張られると困る場所の
近くに傷ができますと、皮膚を縫い合わせるのは
とても難しいです。
ですので、今回は皮膚を再生させるお薬を使って
治療を致しました。
↑の写真を見て頂くと、皮膚が再生されていく様子がよく分かります。
麻酔をかけずに治療ができたので、猫ちゃんへの負担も軽減されて
良かったと思います。
今回の猫ちゃんは、別の診察においでになられた際に、外傷に気が付きました。
普段生活をなさっている時に、猫ちゃんやわんちゃんがやたらと舐めている時は
そっと毛をかきわけて観察なさって下さい。
おかしいなと感じましたら、お問合せ頂き、受診なさって下さい。