今回は　しっぽを咬まれ　化膿し　大変なことになりました

ご高齢猫ちゃんの　お話です。

もうすぐ　１６歳になる　ご高齢猫ちゃん

ほんの少し前にも　しっぽを咬まれご来院なさり　完治し

数か月もたたないうちに　しっぽをかまれ　ご来院なさいました。

猫ちゃんに咬まれると　化膿せず　自分自身の免疫で　治る事もありますが

写真のように　化膿し　自壊して　皮膚が　なくなり　筋肉が見えた状態で

来院なさることもあります。

幸い傷が早く治るお薬があり、小さい傷であれば　お薬のみで治りますが

写真のように　大きな大きな傷となると　縫合しないといけないこともあるのです。

さて　ご高齢猫ちゃんの　全身麻酔となりますと　かなりのリスクを

伴いますので　そう簡単には　できません。。。。。😢

今回は　局所麻酔と　スタッフのしっかりとした　押さえで　なんとかなりました。

良かった～～～

しかし　こんなに何度も同じようにしっぽを咬まれ　大怪我になるなんて

悲しいですね。

オーナー様に　喧嘩の相手をお尋ねいたしましたところ

子猫ちゃんを連れた　野良猫母さん、、。。。に

２回も咬まれてしまった。。。。。

と、お話して下さいました。

生きるために　精一杯の力を出しているのでしょう。

改めて　生きる　という事を　考えた　出来事でした。

動物も人間も　どうか　喧嘩などせず　穏やかに生きて欲しいものです。