しっぽの怪我

今回は 猫ちゃんの 尾の怪我の お話です。

猫ちゃんは けんかをして けんかの傷が自然に治らず

化膿してしまう事が 多いです。

私も先程 診察中に猫ちゃんに咬まれましたが

猫ちゃんの牙は まるで 注射針のように入り込み

咬まれた所は さほど 酷くは 見えないのですが

猫ちゃんの 口の細菌が 咬んだ所に入り込み

咬まれた所が 赤く腫れ かなり痛みがあるときは

必ずと申し上げてよいほど 化膿します。

今回は、私の指も その運命かと。。。😭😭

私の場合は 自分で 化膿するかが わかるのですが

オーナー様は 飼っている猫ちゃんの傷が 化膿するかどうかが

わからなくて当然です。

しかし 化膿が酷くなる前に 治療をなさいました方が

早く治ります。

そのことは、私の 腕 指 手の平で 証明できています。

咬まれて熱を持ち 痛みが酷いと感じた時に すぐに 治療をすると

化膿しないのですが

これは不味い。。この傷は 菌を殺すお薬を処方して頂かないと

化膿してしまうだろう。。。

と思っても 消毒だけの場合には 後々 化膿し 腫れあがります。

オーナー様は 猫ちゃんの喧嘩傷で 動物病院にかからなくても

化膿せず 自然に治るという 経験をなさっていると思います。

また 喧嘩傷が 化膿してしまう。。。

という経験もなさっておられるかと 思います。

私は 仕事がら 咬まれる経験を致しておりますと

猫ちゃんの咬まれ傷の 不思議ともいえる現象の 奥深い所が

理解できます。😆

さて 今回は 化膿した箇所の 皮膚も壊死し 筋肉や

骨が 見えている状態でした。

「オーナー様は 断尾はかわいそう」 とおっしゃり

時間はかかっても 徐々に お肉や皮膚が 再生する方法を

お選び下さいました。

上の写真は 治る様子です。

途中、しっぽが 飲み水につかり あらあら。。。と心配しましたが

なんとか無事に 筋肉も 皮膚も 再生しました。

今は 組織の再生を促す お薬が あるので 長患いしなくてよかったですね。

オーナー様も 頑張って 通院して頂きまして 感謝しております。

りんごちゃん😊元気に暮らしていますか?

今度は 予防で 元気な姿を見せて下さいね。💖

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